2017.10.25BLOG
「今日のご飯何?」と初代の厨房(現在中庭)だったら窓越しに声をかけられた。
二代目厨房の跡地には内科病棟が建ち、三代目の現厨房に移ってもう18年。
併設の老健施設と同時に建て替えられ超衛生面に配慮された厨房に生まれ変わりました。
これが厨房の50年の歴史です。
昔の厨房を知るスタッフの数は少なくなりましたが、
長い入院生活を送っている患者さんたちはまだ多数在院しています。
自立している人がグループホームに退院した頃から常食患者さんが減り高齢化が始まりました。
以前は「常食」「軟食」「流動食」の食形態しかありませんでしたが、
現在は日本摂食嚥下リハビリテーション学会調整食2013に準じた食形態で提供しています。
少しでも口から摂取できる期間が長くなるよう嚥下調整食に力を入れています。
2015年には全国コンテストでレシピ賞を受賞することができました。
最近は、認知症または精神状態により食事摂取ができなくなり入院にいたる患者さんも増加しています。
食形態を変えたり主食をおにぎりにしたりアンパンや補食をつけたりと、
多職種との協同により何とか少しでも食べられないかと悪戦苦闘しているうちに、
ほとんどの患者さんは食事摂取可能とあります。
食事が取れるようになると表情も豊かになりコミュニケーションも取れやすくなります。
食事は患者さんの心と体を培い治療の一環であると再認識しています。
私たちは医療スタッフとしてかかわれたことを誇りに思うと同時に役割の大きさを実感しています。
近年は病棟へ行く機会が増え病院食が患者さんとのコミュニケーションツールとなっています。
「今日の食事はどうでしたが全部食べられるようになりましたね」
など食を通して患者さんと信頼関係を構築し、
チーム医療の一員としての役割を果たしていきたいと思っています。
またいつもおいしい食事をありがとうと話しかけてくれる患者さんが多数います。
この「ありがとう」の一言は栄養部スタッフ一同とてもうれしく患者さんから元気をもらっています。
お返しに真心こめたおいしい食事を患者様に届けたいと私たちはがんばっています。
そしてこれからも。
栄養部部長
みなさまとお会いできる
ことを楽しみにしています
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